
アルテミスリフト
アルテミスリフト
アルテミスリフトとは アルテミスリフトは、たるみ治療に使用されるスレッドリフト(糸リフト)の一種です。
これは、日本人の骨格や美的感覚に合うように、韓国と日本の医師が共同で開発した「第四世代の糸」とも呼ばれています。
特殊な溶ける医療用の糸を皮膚の下に挿入し、物理的にたるんだ皮膚組織を引き上げることでリフトアップを図る施術です。
メスを使わず、高いリフトアップ効果が期待できるため、ダウンタイムを比較的少なく抑えたい方にも推奨されます。
この施術は、ほうれい線や口角からフェイスラインにかけてのたるみ、アゴ下のたるみの改善に効果が期待されます。
糸を挿入する刺激により、肌の内部でコラーゲンやエラスチンの生成が促されるため、施術直後のリフトアップ効果に加え、肌のハリや弾力アップ、美肌効果も期待できます。
糸が体内に吸収された後も、生成されたコラーゲンの働きにより、効果がしばらく維持されることが期待できます。
五角形の特殊なコグと3Dメッシュの一体化 アルテミスリフトの大きな特徴は、その革新的な糸の構造にあります。
この糸は、バーブ(コグ)と3Dメッシュが一体化しています。
コグは五角形の特殊な形状をしており、これまでのカッティング式のコグとは異なり独立しているため、スレッドの強度が高く、組織にしっかりと固定されやすい設計です。
また、3Dメッシュが糸の周囲に巻き付けられていることで、糸が組織に入り込みやすく、安定した固定感を実現します。
アルテミスリフトの糸の周囲に巻き付けられた3Dメッシュが皮下組織に作用することで、強力にコラーゲン線維の生成を促します。
これにより、リフトアップだけでなく、たるみ予防や肌の引き締めといった長期的な効果が期待されます。
溶ける糸(PLLAやPDOを含む可能性がある)が使用されていますが、糸が吸収される期間(一般的に1~2年程度)を超えて、コラーゲン増生による効果の持続が期待できます。
従来の同構造の糸リフトでは、糸を折り返す(Uターンさせる)手技が必要とされ、挿入部位に違和感やトラブルを生じるリスクがありました。
アルテミスリフトは、糸とメッシュの固定技術を改良することで、「折り返し」手技を不要とし、より安全でスムーズな挿入を実現しています。
また、挿入に使用する針は先端が丸い鈍針を採用しているため、血管や神経を傷つけにくいよう配慮されています。
当院で使用するアルテミスリフトのスレッドは、日本の医薬品医療機器等法において、承認または認証を得ていない未承認医療機器です。
40代の症例(糸リフト・ヒアルロン酸・ショッピングスレッド)
40代の症例(糸リフト)
50代の症例(糸リフト+ヒアルロン酸)
腫れ(腫脹)、痛み、内出血(皮下出血)、むくみ、熱感、引きつれ感(ひきつれ)、皮膚の凹み、糸の露出や表面から糸が触れる感覚、感染症(発赤・熱感)。
腫れ、痛み、むくみ、一時的なひきつれ感は1週間〜1ヶ月程度で落ち着きます。内出血は1〜3週間程度で自然に吸収されて落ち着きます。
※以下の方は、治療できない場合があります。
・妊娠中、授乳中の方
・ケロイド体質の方
・「金の糸」を使った施術を受けたことがある方
・自己免疫疾患をお持ちの方
・全身性の疾患(糖尿病や高血圧など)をお持ちの方
・血がサラサラになる薬を内服中の方
※問診の内容、医師の診察時の総合的な判断により治療できない場合があります。
施術の際は、直前にメイクを落としていただきます。
事前に針を挿入するところや糸が通る箇所に表面麻酔(局所麻酔)を行います。
針で複数回、皮膚に特殊構造を持つ溶ける糸を挿入していきます。
アフターケアのご説明
施術直後は、レーザーなどの施術を控えるようにしてください。
内出血が生じた場合にも、消失するまでは安静にしてください。
施術をした患部を除いて頂ければ、当日からメイクをしても問題はありません。
当日からシャワーや入浴もできますが、施術をした患部は刺激を与えないようにしてください。
いつも通りの生活をしていただけます。
但し、1週間程度は「強いマッサージ」、「激しい運動」、「過度な飲酒や喫煙」などは控えてください。
医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医療機器です。
国内代理店経由になります。
同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。