額の丸み形成ヒアルロン酸注入とは
- 2025年12月16日
- ヒアルロン酸注入,額(おでこ)のヒアルロン酸注入
おでこの丸みのヒアルロン酸とは
横顔の美しさを引き出す、なめらかな額へ
おでこ(額)は顔の中で大きな面積を占め、立体感や柔らかさといった顔全体の印象を左右する重要なパーツです。年齢を重ねるにつれて、皮膚の弾力が衰え小じわが増えるほか、深部の脂肪ボリュームが減少することで「くぼみ」や「ゴツゴツ感」が出現し、疲れた印象を与え始めます。
おでこのヒアルロン酸注入は、こうした加齢による構造的なボリュームの不足を補い、滑らかな曲線を取り戻すための施術です。ふんわりとした丸みのある額を形成することで、横顔のシルエットを美しく整え、若々しく健康的な印象へと導くことが期待できます。
自然な立体感を生むヒアルロン酸の特性
ヒアルロン酸は、もともと体内に存在する天然の成分であり、水分を保持して肌の保湿や弾力性を保つ役割を果たしています。美容医療で用いられるヒアルロン酸製剤は、用途に合わせて硬さや粘度が細かく作られています。
当院では、患者様一人ひとりの皮膚の状態、骨格、皮下脂肪の厚みなどに合わせて、硬さの異なるヒアルロン酸製剤を選定しています。硬めの製剤だけでなく、必要に応じて柔らかめの製剤も使用することで、ボコつきを防ぎ、自然で滑らかな仕上がりを実現しています。体に馴染みやすくアレルギーが起きにくい成分であるため、初めての美容医療としても多く選ばれています。
おでこの丸みのヒアルロン酸の特徴
メスを使わない短時間の施術
ヒアルロン酸注入は注射のみで完了するため、メスを使う外科的手術に比べて体への負担が非常に少なく、施術時間が短くて済むことが魅力です。ダウンタイムもほとんどない方が多いため、仕事や家事で忙しい方でも取り入れやすい施術と言えます。
オーダーメイドによる自然な仕上がり
美しい額の形成には、患者様一人ひとりの骨格や、眉上から生え際、こめかみにかけての「面」全体を考慮したデザイン力が不可欠です。当院では、豊富な経験を持つ医師が、顔全体のバランスを見ながら、不自然な膨らみ(コブダイのような額)やボコつきを避けるよう、最適なヒアルロン酸の種類や注入量を設計するパーソナライズドなアプローチを重視しています。
注入層を見極める高度な技術
おでこは皮膚が薄く、血管や神経が複雑に走行しているため、美容医療の中でも特に繊細な技術が求められる部位です。当院では、解剖学的知識に基づき、「骨膜上」(骨のすぐ上の深い層)など、安全かつ美しい仕上がりにつながる適切な層を見極めて注入を行います。これにより、ボコつきや血管損傷のリスクを最小限に抑えることを目指します。
可逆性があり仕上がりの調整が可能
注入されたヒアルロン酸は時間をかけてゆっくりと体内に吸収されますが、万が一、仕上がりをすぐに変更したい場合や、過剰なボリュームを調整したい場合には、専用の溶解剤(ヒアルロニダーゼ)を注入することで、ヒアルロン酸を分解し、元の状態に戻すことが可能です。この「可逆性」があることは、患者様の安心材料の一つとなります。
おでこの丸みのヒアルロン酸の使用機器・薬剤
使用薬剤:高品質で持続性に優れたヒアルロン酸製剤
当院では、日本の厚生労働省に承認されたアラガン社製のヒアルロン酸製剤(ジュビダームビスタ® シリーズ)と、スウェーデンのGALDERMA社製のレスチレン® シリーズ(レスチレンリド、レスチレンリフト)を使用しています。患者様の皮膚の状態、骨格、皮下脂肪の厚みなどに合わせて、硬めの製剤から柔らかめの製剤まで適切に選定し、ボコつきを防ぎながら自然で滑らかな仕上がりを目指します。これらの高品質な製剤を使用することで、理想的な丸みを形成しやすく、持続期間も18ヶ月以上など長期間期待できます。
使用機器:鈍針カニューレによる安全性の追求
注入時には、先端が丸く、柔軟性のある特殊な鈍針(カニューレ)を積極的に使用します。カニューレは、通常の鋭い針に比べて血管や神経といった組織をカット(損傷)するリスクが低いため、施術後の内出血や腫れ、痛みを最小限に抑えることが期待できます。カニューレを用いることで、血管閉塞という重篤な合併症のリスクも低減できると考えられています。
おでこの丸みのヒアルロン酸は、このような方にオススメ
• 額が平らで立体感がなく、のっぺりとした印象を改善したい方。
• 横顔のEライン(額、鼻、顎のライン)を美しく整えたい方。
• 眉の上の骨のゴツゴツ感や部分的な凹みが気になる方。
• 額の横ジワが深く刻まれており、若々しい印象を取り戻したい方。
• 顔の表情全体を柔らかく、親しみやすい雰囲気に変えたい方。
• メスを使わずに、短時間で顔の印象を変化させたい方。
おでこの丸みのヒアルロン酸のリスク・副作用について
本施術は自由診療であり、公的医療保険は適用されません。
施術後の主な症状として、注入部位に軽度の腫れや赤み、内出血が出ることがあります。
症例:腫れや赤みは数日で、内出血が出た場合も1〜2週間ほどで自然に消えていきます。
その他、施術に伴い、稀にボコつきや硬結(しこり)、疼痛や違和感、アレルギー、感染などのリスクがあります。
極めて稀ではありますが、ヒアルロン酸が血管内に誤注入されることで血管閉塞が生じ、皮膚壊死や失明といった重篤な合併症に至るリスクも医学的に存在します。当院では、解剖学の正確な理解と、鈍針カニューレの使用、少量分割注射といった予防策を徹底し、このリスクの回避に努めています。
注入後は、意図しない方向にヒアルロン酸が移動するのを防ぐため、注入部分を強く押したり、マッサージしたりすることは避けてください。
おでこの丸みのヒアルロン酸の治療の流れ
1. 治療前
当院の医師による丁寧なカウンセリングを行います。患者様の骨格、お悩み、理想とする額の丸みや高さを詳細にヒアリングし、最適な製剤の種類、注入層、注入量をデザインとして決定します。施術内容やリスク、費用についても詳しくご説明し、ご納得いただいた上で治療計画を確定します。
2. 治療当日
まず、笑気麻酔や麻酔クリームを使用して、施術時の痛みを軽減します。特に痛みに弱い方や不安の強い方には、神経ブロック麻酔を併用することで、額全体の感覚を鈍らせ、無痛に近い状態で施術を受けていただくことも可能です。デザインに基づいて、細心の注意を払いながら、鈍針カニューレを用いてヒアルロン酸を正確な層に少量ずつ注入していきます。注入後、鏡で仕上がりを確認していただき、必要に応じて微調整を行い、施術完了です。
3. 他の美容施術との併用
額の横ジワが、表情を作る際に動く「表情ジワ」である場合、ヒアルロン酸注入だけではシワが改善しきれないことがあります。この場合は、額へのボトックス注射(表情筋の動きを抑制する治療)を併用することで、シワの進行を止め、より滑らかで美しい額を目指すことが推奨されます。
4. アフターケアのご説明
施術直後、注入部位を冷やして腫れを落ち着かせます。施術後数日間は、血行を良くする行為(激しい運動、長風呂、サウナ、飲酒)は腫れや内出血を助長する可能性があるため、控えてください。また、ヒアルロン酸が馴染むまで形が崩れる可能性があるため、注入部位を強く押したり、マッサージしたりする行為は避けてください。洗顔やスキンケアは優しく行ってください。
5. 治療後
施術後は、特に異常がないかを確認するため、一定期間(少なくとも30分程度)院内で経過を観察していただきます。注入直後から効果を実感いただけますが、腫れやむくみが落ち着き、組織とヒアルロン酸が完全に馴染むまでには1〜2週間程度かかることが一般的です。万が一、異常な症状や不安な点が生じた場合は、速やかに当院までご連絡ください。効果を長く保ちたい方や、さらなる調整を希望される場合は、定期的な追加注入をご提案します。
おでこの丸みのヒアルロン酸を受けられない人
• 妊娠中、または妊娠している可能性がある方、授乳中の方。
• ヒアルロン酸製剤または麻酔薬に対し、過去にアレルギー反応を起こしたことがある方。
• 施術部位に皮膚疾患や感染、炎症がある方。
• 重篤な血管系の疾患や凝固異常(出血傾向)がある方、または抗凝固薬を使用している方(医師にご相談ください)。
• その他、医師が施術が不適当と判断した方。
おでこの丸みのヒアルロン酸のよくあるご質問
Q1. 施術中に痛みはありますか。
A. 施術中の痛みを最小限に抑えるため、麻酔クリームや笑気麻酔を使用します。さらに、当院では痛みに非常に弱い方に対して、神経ブロック麻酔を併用することで、額全体の感覚を鈍らせ、より快適に施術を受けていただくことが可能です。
Q2. 額にヒアルロン酸は何ccくらい必要ですか。
A. 必要な量は、元の骨格の凹み具合や、患者様が求める丸みの程度によって大きく異なります。部分的な凹みをカバーする場合は1〜2cc程度、額全体に自然な丸みを形成したい場合は2〜4cc程度が目安となることが多いです。カウンセリングで骨格を分析し、ご希望に応じた最適な量をご提案します。
Q3. 効果はどれくらいの期間持続しますか。
A. 効果の持続期間は、使用する製剤の種類や、患者様の体質によって異なりますが、一般的に約6ヶ月〜2年程度が目安とされています。当院が推奨する持続性に優れた高品質な製剤を使用した場合、より長期間の効果が期待できます。効果を維持するためには、定期的なメンテナンス(追加注入)をおすすめします。
Q4. 施術後にボコボコになったり、不自然になったりしませんか。
A. 注入直後の数日間は、むくみやヒアルロン酸が組織に馴染む過程で、一時的に凹凸や硬さを感じることがあります。当院では、豊富な解剖学的知識と高い技術に基づき、患者様の皮膚の状態、骨格、皮下脂肪の厚みなどに合わせて、硬めから柔らかめまで適切な硬さの製剤を選定し、血管閉塞リスクの低い深い層に均一に注入することで、ボコつきや不自然な膨らみを防ぎ、滑らかな仕上がりを目指します。
Q5. 他の美容施術と併用できますか。
A. はい、併用が可能です。額の表情ジワを抑制するボトックス注射とヒアルロン酸注入を組み合わせることで、シワの改善と丸み形成の相乗効果が期待できます。また、たるみ治療の糸リフトやHIFU(ハイフ)など、他の美容施術と組み合わせることで、顔全体のバランスを整えるトータルエイジングケアも可能です。
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