小陰唇縮小術
小陰唇縮小術
大陰唇(陰部の外側の膨らみ部分)の内側にあるヒダの部分で、尿道口や膣を保護する役目があります。
小陰唇は、人によって形も大きさも違いますので、何が正常で、どこからが肥大している状態かという明確な定義はありません。
一般的に、大陰唇から小陰唇がやや露出する程度なら正常の大きさです。
・大きくはみ出している
・下着に擦れて痛い
など、大きすぎる場合があります。
小陰唇が肥大することで、大陰唇と小陰唇の間に恥垢という分泌物の腐敗したアカがたまり、悪臭の原因になることもあります。
余分な部分・黒く色素沈着した部分を切除し、小陰唇の色・形を小さくします。
施術の際は麻酔で感覚を取り除いた後に施術を開始しますので、痛みが不安な方も安心です。切開した部分を縫合する糸は、体内で自然に溶ける糸を使用しておりますので、傷跡も分からなくなります。
女性器のような柔らかく脆い組織の縫合では、外縫いであっても中縫いであっても、傷跡を目立たなくするためには、高い縫合技術と経験が必要です。
どちらの方法でも技術不足な医師が行えば、傷あとは汚くなります。
抜糸あり、なしの術式ともに、溶ける糸を使用しています。抜糸なしでは表から糸が見えないように中縫いを行い、糸の食い込みの跡が傷として残ってしまうリスクがありません。さらに、ダーマボンド(皮膚用外科ボンド)を併用することで、術後傷がしみないようにしています。痛みは痛み止めの内服を併用しており、術後2~3日間、内服を併用することで十分痛みが抑えられる程度です。また、エクスパレルという術後72時間痛みを抑えられる局所麻酔薬のオプションのご用意もあります。抜糸ありの術式であれば術後1週間でご来院頂き、抜糸します。
稀に痛み、腫れ、出血が長引くことがあります。
※以下の方は、治療できない場合があります。
・妊娠、授乳中(妊娠の可能性がある場合も含む)の方
・生理中の方
※問診の内容、医師の診察時の総合的な判断により治療できない場合があります。
カウンセリング・デザイン
麻酔
切開
縫合
アフターケアのご説明
内出血が生じた場合にも、消失するまでは安静にしてください。
当日からシャワーや入浴もできますが、施術をした患部は刺激を与えないようにしてください。
婦人科形成術を受けられた方
・個人差がありますが、腫れや内出血が数日~1週間でることがあります。
より自然になるのは1ヵ月かかります。
・施術当日はガードルとナプキンの着用をお願いします。
・術後は軽度の出血がある場合もありますが、一時的なものですのでご安心ください。
・ウォシュレットの使用は当日から可能です。
優しい水流で洗って、清潔にしていただくとよいです。
・シャワーは翌日から、性交渉は1週間後から可能です。
運動や自転車、プール、温泉、入浴は2週間後(抜糸ありの方は1ヵ月後)から可能です。
・2、3ヵ月程傷跡がピリピリする感じが出ることがあります。
ガーゼやハンカチに包んだ保冷剤等で冷やしていただくと和らぎます。
・3ヵ月目頃から傷跡の硬さを感じますが、半年から1年かけて馴染んできます。
当日はご自宅で安静にお過ごしください。
万が一、出血量が生理で一番多い日と同量またはそれ以上になりましたら当院までご連絡ください。
化膿止め、痛み止めを処方しております。
服用し何か異常があれば服用を中止し、ご連絡ください。
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