糸リフト後に「糸が切れた?」その音の正体と対処法・予防法
糸リフト後に「糸が切れた?」その音の正体と対処法・予防法
糸リフトは、たるんだ肌を引き上げて若々しい顔立ちに整える施術として人気があります。しかし、施術後に「糸が切れたような音がした!」と感じ、不安になる方も少なくありません。実際に糸が切れてしまったのか、どのように対処すべきか、また予防する方法について解説していきます。
糸が切れたような音がする原因
施術後すぐに「パチッ」や「プツッ」といった音がした場合、糸が切れてしまったのではと心配になるかもしれません。しかし、実際には糸が簡単に切れることは考えにくいです。
この音の原因は、糸が皮膚や筋膜にしっかりと定着する前に、顔の表情を大きく動かしてしまったことによるものと考えられます。糸リフトでは、糸に小さな突起(コグ)がついていて、このコグが皮膚の組織に引っかかることでリフトアップ効果を発揮します。術後に表情を大きく動かしたり、強い摩擦を加えると、このコグが外れてしまい、糸がわずかに動くことがあります。その時に「切れたような音」が発生するのです。
糸が切れた音がしたときの対処法
万が一、施術後に「切れたような音」がした場合、まずは慌てずに以下のポイントを確認して対処しましょう。
1. 表情を大きく動かさない
音がした後、さらに顔を動かすことで糸が余計にずれてしまう可能性があります。笑顔や口を大きく開ける動作を控え、しばらくは表情筋を安静に保ちましょう。
2. 口を大きくあけない
糸が安定するまでの間、口を大きく開けると糸が引っ張られ、さらにコグが外れてしまうことがあります。食事や会話もできるだけ小さな動きで行いましょう。
3. 皮膚を強くこすらない
顔をこすったり、強く押したりすると、糸の位置がさらにずれる可能性があります。特にクレンジングやスキンケアの際には、優しく触れるように気をつけましょう。
このような対処を行っても心配が続く場合や、顔に異常を感じる場合は、施術を行ったクリニックに相談することをお勧めします。プロの判断で、再度糸の位置を確認したり、必要であれば調整が行われることがあります。
糸リフト後の「切れた音」を防ぐための予防法
次に、糸リフト後に「切れたような音」がしないようにするための予防法について説明します。手術後のケアが重要なポイントです。
1. 顔に触れず、口を大きく開けない
術後1ヶ月程度は、挿入箇所に触らないように気をつけ、また大きな口の動きは控えることが大切です。食事は柔らかいものを選び、会話も落ち着いて行うとよいでしょう。リフトアップ効果が十分に安定するまで、この点を意識することで、糸のずれやコグが外れるリスクを軽減できます。
2. 顔の施術を避ける
術後1ヶ月は、他の美容施術(ハイフや顔のマッサージなど)を控えましょう。顔への強い刺激が加わると、糸がずれたり、炎症を引き起こす可能性があります。特にマッサージなどは避け、クリニックで推奨された期間をしっかり守りましょう。
3. 硬い食べ物や飲酒を避ける
糸やコグが安定する前に硬い食べ物を噛むと、顎や頬の動きによって糸が動く可能性があります。術後しばらくは柔らかい食べ物を選び、飲酒も避けるようにしましょう。アルコールは血流を促進させるため、術後の腫れや赤みが長引く原因となります。
4. 激しい運動を控える
運動によって顔全体の筋肉が動くと、糸がズレてしまう可能性があります。また、激しい運動で心拍が上がると、術後の腫れや内出血が悪化することもあります。術後1ヶ月は、軽い散歩程度にとどめ、できるだけ安静に過ごすことを心がけましょう。特に仰向けでの休息が推奨されます。
5. 入浴はシャワーのみにする
全身の血行が良くなる入浴やサウナは、施術部位の赤みや腫れを悪化させる可能性があります。施術後1週間程度は、入浴は控えてシャワーだけにすることをおすすめします。また、サウナは血流を過度に促進させるため、完全に避けるべきです。
まとめ
糸リフト後に「切れたような音」がした場合、多くは糸がずれたことによるもので、切れてしまったわけではありません。術後のケアをしっかりと行い、糸が安定するまで顔の動きを控えることが重要です。
もし不安が続く場合や、明らかに糸が外れたと感じた場合には、早めにクリニックに相談し、適切な処置を受けることが大切です。
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