肝斑・シミ・くすみを内側と外側から-美容内服×肌治療-
- 2026年9月10日
- ピンクグロー,ピコトーニング,ぺップビュー,ピコフラクショナル,ピコスポット,美容点滴・美容内服,しみ治療,肝斑治療,そばかす治療,ピコレーザー,ケアシス,エレクトロポレーション
シミや肝斑、くすみが気になるとき、「美容内服と肌治療のどちらを選べばよいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
美容内服は、メラニン生成、炎症、酸化、皮膚代謝などに身体の内側から働きかけ、顔全体の肌環境を継続的に支える治療です。一方、ピコレーザーやピーリングなどの施術は、気になる色素や肌質へ直接アプローチします。
どちらか一方を選ぶというより、シミの種類や肌状態に合わせて、それぞれの役割を分けることが大切です。
当院の美容内服は2つの肝斑セットが中心です
肝斑セットは、トラネキサム酸、ユベラ、シナールの3剤を組み合わせた当院の基本セットです。
ハイチオールの再入荷に合わせて、通常の肝斑セットにハイチオールを加えた、4剤の「肝斑セットPREMIUM」も新たにご用意しました。

ハイチオールを加えるメリット
通常の肝斑セットに含まれるトラネキサム酸、ユベラ、シナールは、それぞれ炎症、メラニン、酸化や末梢循環に異なる方向から働きかけます。
肝斑セットPREMIUMでは、そこにハイチオールの主成分であるL-システインを加え、皮膚代謝を整える働きも補います。
4剤それぞれの役割を組み合わせることで、肝斑だけでなく、顔全体のくすみや色むら、ニキビ、肌荒れなども含め、内側から総合的にケアしたい方に適した内容となっています。
ただし、4剤にすれば3剤よりも必ず高い効果が得られるという意味ではありません。症状、既往歴、服用中の薬、続けやすさなどを確認し、診察のうえで適したセットを選びます。
肝斑セットPREMIUMがおすすめの方
・肝斑に加えて、顔全体のくすみや色むらも気になる方
・ニキビや肌荒れを繰り返しやすく、皮膚代謝も含めてケアしたい方
・通常の肝斑セットよりも多角的な内服ケアを希望する方
・ピコトーニングやケアシスなどの施術と並行して、肌環境を継続的に整えたい方
当院で処方している4種類の美容内服
【ハイチオール(L-システイン)】
ハイチオールの主成分であるL-システインは、アミノ酸の一種です。皮膚代謝を整える働きがあり、医療用ハイチオールは尋常性ざ瘡(ニキビ)などの治療にも用いられます。
当院の肝斑セットPREMIUMでは、通常の肝斑セットにハイチオールを加えることで、皮膚代謝を整える面も補います。
ニキビや肌荒れも気になる方、くすみや色むらのケアを内側から支えたい方に処方を検討します。

【シナール(ビタミンC配合剤)】
シナールは、ビタミンCとパントテン酸カルシウムを配合した薬です。
メラニン色素の形成を抑え、すでにできたメラニンの還元を促すほか、コラーゲンの生成と保持にも関与します。
炎症後色素沈着にも用いられるため、ニキビ後の色素沈着や、シミ・くすみ治療の補助として処方を検討します。

【ユベラ(ビタミンE)】
ユベラはビタミンE製剤です。末梢の血流を促し、抗酸化作用によって過酸化脂質の増加を抑えます。
シミを直接消す薬ではありませんが、健やかな肌代謝を支える補助として、シナールやハイチオールなどと組み合わせて使用します。

【トラネキサム酸】
トラネキサム酸は、プラスミンの働きを抑える抗プラスミン剤です。
抗炎症作用があり、肝斑ではメラノサイトを活性化させる情報伝達を抑え、メラニン生成を抑制する方向に働くことが期待されます。

美容内服と肌治療を組み合わせる理由
シミや肝斑、くすみは、すでに肌に蓄積しているメラニンだけでなく、紫外線、摩擦、炎症、ホルモン変化など、複数の要因が重なって生じます。
そのため、一つの治療ですべてへ対応するのではなく、シミの種類と肌状態に合わせて、身体の内側と肌の外側から役割を分けて治療することが大切です。
美容内服は、メラニン生成、炎症、酸化、皮膚代謝などへ身体の内側から働きかけ、顔全体の肌環境を継続的に支えます。
ただし、すでに定着したシミを直接取り除いたり、毛穴や肌の凹凸へ物理的な変化を与えたりする治療ではありません。
一方、ピコレーザー、ピーリング、ケアシス、肌育注射などは、色素や肌質へ直接アプローチできることが特徴です。
美容内服で新たな色素がつくられにくい肌環境を支えながら、施術ですでにある色素や肌質の悩みへ働きかけることで、それぞれの不足を補い合えます。
治療を多く重ねるという意味ではなく、診断、希望する変化、ダウンタイム、通院ペースに合わせて必要なものを選びます。
肝斑やぼんやりした色むらには
「美容内服+ピコトーニング+ケアシス(エレクトロポレーション)」
肝斑は、頬骨付近を中心に左右対称に広がることが多く、紫外線、摩擦、ホルモン変化などの影響を受けると考えられています。
一般的なシミとは性質が異なり、強い刺激によって濃くなる場合があるため、治療前にシミの種類を見分けることが重要です。
当院では、美容内服で炎症やメラニン生成、酸化、皮膚代謝へ継続的に働きかけながら、低出力のピコトーニングで蓄積したメラニンを少しずつ減らしていきつつ、エレクトロポレーションで保湿・鎮静に加えビタミンCやトラネキサム酸を外側からも導入していく方法をおすすめしています。
美容内服だけでは変化に時間がかかりやすい方や、顔全体のくすみと薄い色むらも同時に整えたい方に適した組み合わせです。
治療中も日焼け止めを使用し、洗顔やスキンケアで肌をこすらないことが欠かせません。
境界がはっきりしたシミには
「ピコスポット+美容内服」
老人性色素斑など、輪郭が比較的はっきりしたシミには、ピコスポットで色素を狙って照射する方法があります。
ピコスポットは部分的なシミへ直接アプローチし、美容内服は顔全体のくすみや色調、治療後の肌環境を支えるというように、役割を分けて組み合わせます。
美容内服だけで境界のはっきりしたシミを取り除くことは難しく、反対にピコスポットだけですべての色むらへ対応できるわけではありません。
肝斑と一般的なシミが混在している場合は、照射する部分や治療の順番が変わります。医師が肌状態を確認し、ピコスポットが適している部分と、美容内服やピコトーニングを優先する部分を見極めます。
色むらと毛穴やキメを同時に整えたい方には
「ピコダブル+美容内服」
ピコダブルは、顔全体の色むらへアプローチするピコトーニングと、毛穴、キメ、ハリなどの肌質改善を目的としたピコフラクショナルを組み合わせる施術です。
「シミだけでなく毛穴も気になる」「くすみを改善しながら肌全体をなめらかにしたい」という方に適しています。
美容内服でメラニン生成や酸化へ継続的にアプローチしながら、ピコダブルで色調と肌質を同時に整えます。
ハイチオールを含む肝斑セットPREMIUMは、肝斑に加えて、くすみ、色むら、ニキビや肌荒れなども総合的にケアしたい方におすすめです。
レーザー後の乾燥や赤みもケアしたい方には
「ケアシス(エレクトロポレーション)+美容内服」
ケアシスは、エレクトロポレーションという技術を利用し、針を使わずに肌状態に合わせた美容成分を導入する施術です。
シミやくすみだけでなく、乾燥、キメの乱れ、ハリ不足など、複数の肌悩みに合わせて行います。
冷却しながら施術できるため、ピコレーザーやピーリング後のほてり、赤み、乾燥をケアしたい場合にも組み合わせやすい施術です。
美容内服を毎日の基礎ケアとして続けながら、施術日にケアシスを取り入れ、内側と外側から肌のコンディションを整えます。
レーザー治療のダウンタイムが気になる方や、刺激の少ない美肌治療を希望する方にもおすすめです。
シミだけでなくハリやツヤも重視したい方には
「マッサージピール+美容内服」
肝斑セットに含まれるシナールは、メラニン生成を抑える働きに加えて、コラーゲンの生成と保持にも関わるビタミンC配合剤です。
ただし、美容内服だけで真皮のハリや肌表面の質感まで十分に変化させることは難しいため、肌質治療を組み合わせることがあります。
マッサージピールは、薬剤をマッサージするようになじませ、肌のハリ、ツヤ、キメを整える施術です。
くすみと同時に、肌の弾力低下や化粧ノリの悪さが気になる方に向いています。
美容内服で日々の肌環境を支えながら、マッサージピールで肌の質感へ働きかけ、色調と肌質を別々の角度から整えます。
より集中的な肌質改善を希望する方には
「医師による手打ちの肌育注射+美容内服」
美容内服やレーザー治療に加えて、より集中的な肌質改善を希望する方には、ピンクグロー注射など、医師による手打ちの肌育注射もご用意しています。
医師が肌状態を確認しながら、くすみ、肝斑、乾燥、毛穴、ハリ不足、目元の小じわなど、気になる部分に合わせて注入量や深さを細かく調整します。
美容内服が顔全体を内側から継続的に支える治療であるのに対し、手打ち注射は気になる部分へ美容成分を直接届ける治療です。
「美容内服を続けながら、もう一段階肌質を整えたい」「レーザーだけでなく、うるおいやツヤも高めたい」という方におすすめです。
当院では、肝斑セットまたは肝斑セットPREMIUMを中心にご案内していますが、すべての方に同じ処方を行うわけではありません。
気になる症状、シミの種類、治療中の施術、既往歴、服用中の薬に合わせて、単剤または一部の薬だけを組み合わせることもあります。
特にトラネキサム酸は、血栓症の既往や血栓ができるおそれのある方、腎機能に問題がある方などには適さない場合があります。
診察時には、処方薬だけでなく、市販薬やサプリメントもお知らせください。
◎効果を引き出すために大切なこと
・紫外線対策を毎日続ける
・洗顔、クレンジング、マッサージで肌をこすらない
・処方された用法・用量を守り、自己判断で増減しない
・1~3か月を目安に経過を確認し、変化が乏しい場合は診断や治療内容を見直す
美容内服は、施術のような即時変化よりも、継続による穏やかな変化を目指す治療です。
効果には個人差があります。効果がないまま漫然と続けるのではなく、医師と経過を確認しながら調整します。
◎服用前に知っておきたい注意点
薬によって、胃の不快感、悪心、下痢、便秘、発疹などが起こることがあります。トラネキサム酸では、食欲不振、胸やけ、眠気なども報告されています。
体調の変化を感じた場合は服用を中止し、当院へご連絡ください。
妊娠中・授乳中の方、治療中の病気がある方、手術予定の方は、必ず事前にお申し出ください。
美容目的の処方は自由診療です。薬剤によっては、国内で承認された効能・効果とは異なる目的で用いる場合があります。
期待できる効果と注意点をご説明し、同意をいただいたうえで処方します。
大切なのは、まずシミやくすみの原因を正しく見分け、内服と施術の中から、ご自身の肌に必要な治療を組み合わせることです。
自由が丘ウェルエイジングビューティークリニックでは、お一人おひとりの肌状態と生活背景に合わせて、美容内服と施術の治療計画をご提案します。
シミ、肝斑、くすみにお悩みの方は、お気軽にご相談ください。






